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会長ご挨拶

dai.jpg広島県精神神経科診療所協会(略称:広精診)のホームページにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。広精診は広島県で精神科医として日々診療に従事している診療所医師の集まりで、昭和51年に12名の先生方で結成され、現在は90余名の会員で構成されています。現在広精診の会員はすべて精神保健指定医ないし精神科専門医の資格を持っている、いわば精神科医のプロの集団といえます。
 心の時代と言われる現在において、誰でも患う可能性のある心の病気、その第一線で専門医として地域の精神科診療に活躍しているのも広島県精神神経科の診療所です。
 薬物療法、精神療法、リハビリテーションの進歩により、精神科医療は入院中心の治療から外来中心の治療へと転換し続けています。そしてストレスの時代とも言われる今、統合失調症、気分障害、不安症だけではなく、増加し続けるすべてのメンタルヘルスに支障を来している人々への対応が急務とされ、その重要な役割を担っているのも外来中心の私たちの診療所です。さらに、私たちは診療だけでなく、行政機関などと連携し自殺対策やメンタルヘルスの啓蒙活動に寄与し、広島市と福山市で「心の健康よろず相談」を開催し、直接相談活動を行っています。
 「敷居が高い」と言われ続けた精神科医療は、われわれ診療所の活躍で、精神科診療所に受診する患者さんは非常に増えており、現在は「敷居の低い身近な」ものとなっています。私たちは講演会や検討会などの学術活動を通じ、いかに良質の精神科医療を患者さんに提供できるかを日々模索し学習し、患者さんに安心、安全、適確で最新の医療を提供できるように、研鑽し続けています。ぜひ精神科のプロの集団である当協会の会員医療機関をご利用下さい。(会長 田村達辞)


リンク集

JAPC (社)日本精神神経科診療所協会 http://www.japc.or.jp